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栃木県小山市 認知症 こもれび心の診療所

認知症

認知症

認知症とは

認知症とは、正常に働いていた脳の機能が、脳の病気や障害のために低下してしまい、記憶や思考への影響が見られる疾患です。
認知症になると、物事を記憶することや判断する能力、時間や場所・人などを認識する能力が下がるため、日常生活に支障が生じてきます。

85歳以上の4割の方が認知症患者

年をとるほど認知症になりやすくなり、65歳以上70歳未満の有病率は1.5%ですが、85歳以上では41.4%の方が認知症患者であるというデータもあります。

また、若くても脳血管障害や若年性アルツハイマー病を疾患することで認知症を発症することがあります。
なお、65歳未満で認知症を発症した場合は、若年性認知症と言います。

認知症は「物忘れ」と似たような症状がありますし、例え認知症であったとしても早期に発見することができれば、治療によって進行を遅らせることもできます。
物忘れを感じたら、当院にてお早目にご相談ください。

認知症の7割近くがアルツハイマー型

認知症は単一の疾患ではなく、いくつもの種類が知られています。
主なものには以下の4つがありますが、認知症のうち60~70%はアルツハイマー型認知症で、約20%は脳血管型認知症と言われており、認知症の約9割がこの2大疾患で占められているのです。

アルツハイマー型認知症

アルツハイマー型認知症は、アミロイドβ(ベータ)などの特殊なたんぱく質が脳に蓄積し、神経細胞が壊れて減ってしまうために、脳の神経が情報をうまく伝えられなくなり、機能異常を起こすと考えられています。
また、神経細胞が死んでしまうことによって臓器でもある脳そのものも萎縮していき、脳の指令を受けている身体機能も徐々に失われていきます。
アルツハイマー型は認知症のなかでも一番多いタイプで、男性よりも女性に多く見受けられます。

脳血管型認知症

脳梗塞や脳出血、くも膜下出血など、脳血管性の疾患によって、脳の血管が詰まったり出血したりして脳細胞に酸素が十分にいき届かなくなり、神経細胞が死んでしまうことによって発症するタイプの認知症です。

レビー小体型認知症

レビー小体型認知症では、レビー小体(神経細胞にできる特殊なたんぱく質)が脳の大脳皮質(物事を考える場所)や、脳幹(生命活動を司る場所)にたくさん集まってしまいます。
レビー小体が多く集まっている場所では、情報をうまく伝えられなくなるため、認知症が起こります。

前頭側頭型認知症

頭の前部にある前頭葉と、横部にある側頭葉が萎縮することによって起こるタイプの認知症です。若い人にも、

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