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栃木県小山市 発達障害 こもれび心の診療所

発達障害

発達障害

アスペルガー症候群

アスペルガー症候群は、発達障害のひとつに数えられ、コミュニケーション能力や社会性、想像力に問題があり、コミュニケーションが苦手で場の空気が読めないなど対人関係がうまくいかず、また興味の対象が偏理であり、拘りが強いという特性があります。
しかし、知的な発達や言葉の発達については遅れが認められないというものでした。

なお、同症候群は2013年5月に精神医学の診断基準が改訂されたことに伴い、「広汎性発達障害」などと共にまとめられ、自閉症スペクトラム障害(ASD)のひとつとされています。

自閉症スペクトラム障害(ASD)

ASDは、コミュニケーションおよび相互関係の障害がみられます。
具体的には、人の気持ちを理解するのが苦手、冗談や比喩が理解できない、興味のあることを一方的に話し続けてしまう、非言語的なサイン(表情・目配せなど)を読み取るのが困難といったことです。

また、日課・習慣の変化や予定の変更に弱く、特定の物事に強いこだわりがあるといった傾向もみられます。
そのほか、聴覚・視覚・触覚など感覚の過敏性を伴うことがあります。

ADHD(注意欠如・多動性障害)

不注意、多動、衝動性がみられるADHDも発達障害のひとつであり、主に3つの主症状がみられます。

ひとつは、物をなくすことや忘れ物が多く、人の話を一定時間集中して聞けないといった著しい不注意の症状。
2つ目は、じっとしていられない、動き回る、しゃべりすぎるというような多動性障害の症状。
そして3つ目が、予測や考えなしに行動してしまうことや、相手の話を待てないなどの衝動性です。

ADHDとASDの併存

2013年の診断基準の改訂からADHDとASDの併存も診断に含む様になりました。
そしてどちらの特徴を持っている方も少なからずいます。

しかしADHD的かASD的かと言うのを判別するのは難しく、個別のパーソナリティや彼らを取り巻く環境等アセスメントしながら具体的な支援を考えていきます。

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